追悼 坂本龍一 音楽は自由にする

2023年3月28日、坂本龍一さんがガンで亡くなられました。享年71歳でした。

彼の訃報は、私がブログ再開するきっかけとなるほどの、とても悲しい知らせでした。彼は以前から、ガンを公表しており、闘病中に最後かもしれないライブを2022年12月に、ストリーミング形式で世界に向けて配信しました。

勿論、私もライブを視聴しました。視聴者数は3万人で、実験好きの彼らしい最後のライブになりました。最後の曲の演奏後、手を合わせるような仕草が印象的でした。

私は、彼の最初のソロアルバム「千のナイフ」からのファンです。彼を語る時、YMOの名前がついて回りますが、私は細野さんや、高橋さんを含めて、YMOは優れたアーティスト同士が、共鳴するある時期の状態だと思っています。

彼は、常に音楽の先端に挑み続けたパイオニア(開発者)です。Pop Musicだけでなく、Soundtrack、Operaにも活動の場を広げた。その探究心は、David Bowieに通ずるものがあります。この二人をキャスティングし「戦場のメリークリスマス」を作成した、大島渚も又パイオニアですね。

「音楽を自由にする」はインタビューを元にした彼の伝記です。彼の思いがわかるとともに、日本のPop Musicの歴史としても興味深いので、一読をおすすめします。

私の好きな曲をプレイリストとして載せます。尚、この記事の写真はメルカリ同様、自分の持ち物をiPhoneで撮影して掲載しています。

ベスト1はYMOのライブバージョンの「THE END OF ASIA」です。東洋的な独自のグルーブは、今聴いても新鮮です。

参考までに「日本の音楽評論家」にロール設定したchatGPTのプレイリストもあげております。さすがAI、結果にソツ(個性)がない。

私のプレイリスト
  1. "THE END OF ASIA" - YMO「Public Pressure」(1980年)
  2. "Riot in Lagos" - 坂本龍一ソロ「B2-Unit」(1980年)
  3. "Merry Christmas Mr. Lawrence" - サウンドトラック「Merry Christmas Mr. Lawrence」(1983年)
  4. "EPILOGUE" - YMO「TECHNODELIC」(1981年)
  5. "美貌の青空" - 坂本龍&大貫妙子「UTAU」(2010年)

日本の音楽評論家chatGPT君のプレイリスト
  1. "Rydeen" - YMO「Solid State Survivor」(1979年)
  2. "Behind the Mask" - YMO「Solid State Survivor」(1979年)
  3. "Merry Christmas Mr. Lawrence" - 坂本龍一ソロ「音楽図鑑」(1984年)
  4. "Tibetan Dance" - 坂本龍一ソロ「BEAUTY」(1989年)
  5. "Energy Flow" - 坂本龍一ソロ「1996」(1996年)

最後に、改めて坂本龍一さんのご冥福をお祈りします。


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