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茅ヶ崎の頃 Back to 1990 そしてサザン45周年

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 1990年、結婚と同時に仕事の関係で茅ヶ崎に転勤となり茅ヶ崎市の東海岸に数年間住んでいたことがあります。 茅ヶ崎市は平坦でコンパクトな街で、住んでいた東海岸からは歩いて海に行けましたし、夏は近所の家では、バーベキューで盛り上がっていたり、ビキニの女性が歩いていたり、リゾート感満載なのんびりとした、ゆるい場所でした。 近所にはサザンの歌で有名な、ラチエン通りがあり、烏帽子岩や、加山雄三の父上原謙が経営していた、パシフィックホテルもありました。又、桑田佳祐も通っていた居酒屋「えぼし」も料理が美味しくてよく行きました。 当時、桑田佳祐作の映画「稲村ジェーン」が上映された頃で映画は評判はよくありませんでしたが、アルバム「稲村ジェーン」は「真夏の果実」「希望の轍」と名曲ぞろいの傑作です。 2023年、桑田佳祐の生まれ故郷でもある茅ヶ崎で、結成45周年を記念して野外ライブが4日間開催されます。 今回もおそらくチケットが取れないことや、茅ヶ崎駅の混雑等を考えて映画館でライブビューイングで観ようと思います。結成35周年の時は、福岡の映画館でライブビューイングを観ています。ライブビューイングは、涼しいしトイレ待ち等も心配無いので、お勧めの鑑賞方法です。  新曲の盆ギリ恋歌もちょっとスケベな桑田佳祐の相変わらずな曲で楽しめます。 サザンは、私が学生の頃からリアルタイムに聞いているバンドであり、同年代としてその活動を応援していきたいと思います。

レコードを巡る冒険 神保町から御茶ノ水

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 先日、明治大学の社会人セミナー受講のため久しぶりに東京の神保町へ行きました。神保町、御茶ノ水界隈は集英社や文藝春秋社などの出版社や古本屋、レコード屋が立ち並ぶ好きな街です。 ディスクユニオンをはじめ中古レコード店を巡り、お目当てのレコードを探して、値段を見ながら悩むのも楽しみの一つです。いわゆるジャケットを目的に購入するジャケ買いです。 学生時代から購入した大量のレコードは、引っ越しの度に運ぶのが大変なので、結婚を機に全て売ってしまいました。 その後、CDで買い直したり、今ではAmazon Music Unlimitedでほとんどの楽曲は聴くことが出来ますが、お気に入りのレコードのLPジャケットだけは買い戻すしかありません。 今回の目的は、YMOの「BGM」、ピンクフロイドの2枚組の「ナイスペア」のお手頃価格のレコードを探すことです。 「BGM」はYMOの1981年の5枚目のアルバムです。アルバムタイトルは「YMOの曲はまるでBGMのような曲だ」と批評した音楽評論家への皮肉をこめて、つけたものですが、奇しくもアンビエントミュージックを先取りしたタイトルでもあります。 個人的には、YMOの中で一番好きなアルバムです。 ジャケットデザインはデビットボウイの「ヒーローズ」で有名な奥村靫正で、テクノのイメージを一新する水彩画風のデザインは当時斬新で気に入っていましたが、その魅力は今も変わりません。価格とアルバムの状態を見て今回は見送りました。 2つめはピンクフロイドのナイスペアです。このアルバムは1973年に発売されたピンクフロイドのデビューアルバム「夜明けの口笛吹き」(1967年)と「神秘」(1968年)をカップリングしたコンピレーション・アルバムです。 以前、所有していましたが特にデザインチームのヒプノシスのアートワークが素晴らしく、見開きのジャケットの表と裏でメンバーの写真とヒプノシスらしい不思議な写真がタイリングされています。 いかにもヒプノシスらしいデザインですが、どこか和風のテイストがあったり、わざとタイリングの枠を越える写真があるところが斬新です、このアルバムも アルバムの状態を見て今回は見送りました。 ジャケット・デザインで現在、再び評価されているのが、ベルギーの画家のGuy Peellaertです。 「タクシードライバー」 (1976 年)、「パリ、テキ