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驚愕28万円のワインの味

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 皆様、夏季休暇はどのようにお過ごしでしょうか。基本的にブログでは親戚・家族の話題はしない事にしていますが、今回は特別に記事にします。 妹が、軽井沢に近い地域に住んでいるため夏は避暑にお邪魔しています。恒例行事はバーベキュー、近くの肉屋の「片山」で肉を調達します。この肉屋は安くて美味しいため、夏は軽井沢の別荘族が大勢押し寄せる有名店です。 涼しい屋外のウッドデッキでテーブル椅子を用意して、炭を起こして、野菜と肉を焼いて、ビール、スパークリングワインを飲みながらお互いの近況だったり、他愛のない話をしながらの食事はやはり楽しいひと時です。 後半に姪っ子の生まれた年に買った赤ワインを開けることになりました。20歳で開ける予定が色々忙しく25歳になってしまいました。先ずはワインアプリVininoでワインの詳細と値段を調べます。フランスのボイヤック産の赤ワインで価格は驚きの¥281,600円でした。買った時は¥5,000だったとのことです。調べたら1998年のフランスのぶどうは全体的に豊作で、いわゆるビンテージワインでした。 どんな味かというと、最初は酸っぱかったけど、少し時間を置くと確かに美味し気がしました。最初に値段がわかっているので脳内で、美味しいと感じるようになっているのでしょう。この価格のワインは始めて飲みました。 ワインの値段はともかく姪っ子が元気でいてくれることがPriceless。コロナが終わり、お盆に親戚と会う日常が戻ってきた2023年夏です。

どうする家康に物申す 本能寺の変

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今回の記事は、「どうする家康」での「本能寺の変」に関して物申します。  小学生の頃に、歴史の授業で「本能寺の変」を習いました。子供心にも非常に不可解な事件で、先生に明智光秀がなぜ今で言うクーデターを起こした理由を訊いたことがありました。 先生曰く「明智光秀が織田信長にいじめられたので、その仕返しをしたから」というものでした。今では、おそらくいじめはよくないという結論ありきの回答だったのではと思いますが、以来私の中で「本能寺の変」は歴史の最大の事件であり最大の謎です。 「本能寺の変」には「本能寺の変」が起こる前の晩、香炉のカエルが鳴き始めて異変を知らせたという伝説「三足の蛙(みつあしのかえる)」だったり、宣教師のアフリカ人の奴隷で後に信長の家臣となった「弥助」や、信長の寵愛を受けていたとされる美少年「蘭丸」など色々なエピソードがあります。 又なぜ明智光秀が織田信長を討ったのかは諸説あり、色々な研究もされています。単独説では明智光秀ノイローゼ説、怨恨説、黒幕説では朝庭黒幕説、イエズス会黒幕説等があり、小説や大河を始め、各ドラマ、映画で描かれています。 もし、織田信長が殺されずに天下を統一していたら、その後、朝庭を安土桃山城の本丸御殿「御幸の間」に幽閉し、東南アジアに進出して、日本はグローバル国家を形成していたかもしれません。それほど「本能寺の変」は日本史上のターニングポイントの一つとなる重要な出来事だと思います。 一方、今回の「どうする家康」での「本能寺の変」の描き方はドラマ史上最低の出来でした。まず脚本家の古沢良太氏が徳川家康(松本潤)と織田信長(岡田准一)のジャニーズ忖度とも思えるほど二人の関係を掘り下げるあまり、明智光秀(酒向芳)の描き方がゲス過ぎてドラマに入っていけません。役者酒向芳は、TBSドラマ「最愛」など、これまでも癖のあるバイプレイヤーで良い仕事をしています。今回の明智光秀役は葛藤も野心も感じられずに嫉妬深い陰険なイヤなヤツで、まるで漫画のようなキャラ設定のため、演じている本人も気の毒でなりません。 明智光秀が織田信長を殺した理由も分からず、唐突にお市の方が堺に現れたり、家康が織田信長殺害を本能寺近くで実際に計画していたりと、もはやファンタジーを通り越した出来の悪いギャグにしかみえません。 ドラマ・映画等のエンタメは制約(この場合は史実)の中でいかにあり

「空気」に忖度しない ジャニーズ関連の山下達郎発言に思う

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 現在、連日のようにジャニーズ性加害問題関連の報道がなされ、この問題に巻き込まれたかたちで山下達郎のラジオでの発言が話題となっています。 ジャニーズ事務所に関する個人的な思い出があります。パナソニック時代に、2000年代開始されたデジタル放送でデータ通信の内容を印刷できるホームプリンタKX-PG2の開発に関わったことがあります。 当初テレビの画面をスクリーンショットして印刷する機能を入れる予定でしたが、関係者の話ではジャニーズ事務所からの猛反対にあって、この機能はボツとなりました。録画は個人使用で許されるのですから、納得いきませんでしたが、長いものにまかれてしまいました。それが原因かわかりませんがホームプリンタは見事に売れませんでした。 個人的には、ジャニーズ事務所の高圧的な態度を実感し、今でもジャニーズ事務所には不信感を持っています。 一方、山下達郎はシュガー・ベイブ時代からのファンであり、現在アナログ盤で再発売されている一連の作品は大学時代によく聞きました。特に「MOONGLOW」はジャケットも良いしオープニングのコーラスのかっこよさは今聴いても感動します。又、サンソンこと山下達郎の「サンデー・ソング・ブック」はRadikoの普及とともに、今では日曜の夜にお風呂に入りながら聴くことが日課となっています。 今回の、音楽プロデューサー・松尾潔さんの契約終了問題について7月10日の「サンソン」で山下達郎自身の言葉で説明を行いました。彼の説明は率直であり、音楽に関わるものとして、事件とは別に作品へのリスペクトは尊重されるべきであるという真っ直ぐな正論でした。 その中の発言の又一部の切り取られ波紋を呼んでいます。正確を期すため発言の一部を掲載します。 ”彼らの才能を引き出し、良い楽曲を共に作ることこそが、私の本分だと思ってやってまいりました。この様な私の姿勢をですね「忖度」あるいは「長いものに巻かれている」と、その様に解釈されるのであれば、それでもかまいません。きっとそういう方々には、私の音楽は不要でしょう。” これに対して、「偉そうだ」とか「作品を人質に取った」とかネット上では様々な意見が出ています。そもそもこの発言は、興味本位や記事にするために山下達郎の「サンソン」を普段聴いていないリスナーに対しての発言です。昔のミュージシャンなら「いやなら聴くな、バカヤロー!」ぐら

ビートルズの「Let It Be」を2023年に和訳する

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 最近、NHKのドキュメンタリー番組「映像の世紀バタフライエフェクト」で2回にわたりビートルズの特集がありました。 1回目は「赤の時代」と2回目は「青の時代」です。ビートルズの前期、後期をまとめた2枚の有名なベストアルバムをジャケットの色から「赤版」「青版」と呼びます、おそらくこの色に掛けたタイトルでしょう。 ビートルズは今でも普段、普通に聴いている好きな音楽ですが、改めて、ビートルズの偉大さがわかる番組でした。 私が中学生(1970年)の頃ビートルズは解散します。当時テレビで東芝のCM「Let It Be」が流れていたことは覚えています。本格的に聴き出したのは高校生になりベストアルバム「赤版」「青版」が出た頃です。ビートルズがコンサートをやらなくなり、スタジオにこもって名曲を量産していた「青版」が好きでした。 「Let It Be」は楽曲も良いものの、歌詞は当時の高校生の英語力では正直よくわかりませんでした。ItをBeの状態でLetするってなんでしょう?とにかく歌詞は謎だらけでした。ビートルズ大好きの高校の友人の説では「なすがままになればいい」でしたがまだしっくりこない。 改めて2023年、ポールマッカートニーのインタビューや解散直前の心情を踏まえて私なりに和訳したいと思います。JASRAC的にはグレーですが、まず原文の一部を引用します。 When I find myself in times of trouble Mother Mary comes to me Speaking words of wisdom Let it be And in my hour of darkness She is standing right in front of me Speaking words of wisdom Let it be 2023年版私の和訳 「いろいろ悩んでいるときに、亡き母メアリーが夢に出てきて「ポール、どうにかなるさ」って囁いてくれる。辛いとき、彼女は夢の中で私の前に立ち「ポール、どうにかなるさ」と助言してくれる。」 chatGPTの和訳 「困難な時に自分を見つけた時、聖母マリアが私のもとへやって来る、知恵の言葉を語ってくれる、ただありのままになるように。そして暗闇の時に、彼女は私の前に立っている知恵の言葉を語ってくれるただありのままになるように。」 c

音楽とレキシ

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 皆さんは「レキシ」というミュージシャンをご存知でしょうか? 「レキシ」は、SUPER BUTTER DOGというバンドで活動されたキーボードの池田貴史さんが、日本史への造詣が深いことから「歴史縛りのファンクネスバンド」というテーマのもと、2007年に開始されたソロプロジェクトです。 私は、数十年前、転勤で福岡に住んでいた頃「レキテン」なる歴史好きサークルに入っていたときに、レキシを教えてもらいファンになりました。 レキシという名前からわかるように大の歴史ファンで、日本の歴史を主題とした曲はソウルフルかつファンキーで演奏もうまくカッコイイのですが、歌詞とのギャップに笑えます。代表作は「映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」主題歌の「ギガアイシテル」でしょうか。 「ギガアイシテル」は平安時代末期から描かれていたとされている絵巻物、鳥獣戯画をテーマにした曲です。漫画のルーツとして知られている鳥獣戯画ですが「ギガ」の部分が今風に「超」に解釈されて、コーラスのサビとマッチしているところがセンスが良いです。 椎名林檎との共演きらきら武士 -Kirakira Bushi- | 椎名林檎(Deyonna)とレキシもお勧めです。 最近は音楽活動よりも、俳優としても知られています。TBS日曜ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」の居酒屋の店主や「海街diary」で三姉妹の三女、夏帆の恋人役が自然でいい味出していました。 タイトルがマニアックで面白いものをいくつか紹介します。 「墾田永年私財法 」「刀狩りは突然に」「トロピカル源氏」「古墳へGO!」「狩りから稲作へ 」「甘えん坊将軍」「どげんか遷都物語」 タイトルも完全にお笑いですが、大瀧詠一も一時期ハマっていたように日本の音楽シーンにはクレージキャッツ、ドリフターズをルーツとするコミックソングの系列があります。「ダディ竹千代&東京おとぼけCATS」、 グッチ裕三や‎モト冬樹率いる「 ビジーフォー」、「王様」などコミックソングはものまね、色物として一段低く評価されがちですが中には良いものもあります。 音楽、歴史、お笑いは繋がっています。

鎌倉アナザーグルーンワールド 浄明寺方面ガイドブック

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 あじさいの季節になると鎌倉に来る人が増えます。江ノ電「長谷駅」長谷寺周辺や、JR「北鎌倉」の明月院周辺があじさいの名所として有名ですが、かなり混みます。今回の記事では、人気スポットより多少空いている鎌倉の穴場の浄明寺方面を紹介します。 鎌倉駅から鎌倉霊園行き(鎌23)、鎌倉八景行き(鎌24)のバスで「浄妙寺」まで行きます。浄妙寺周辺は、鎌倉時代の御家人の屋敷が多くあったため、意外と名所が多くあります。 報国寺は足利尊氏の祖父足利家時と上杉重兼の両家の菩提寺で、竹林が有名なお寺です。 御家人の足利家が、最後は鎌倉幕府を倒して室町時代になります。報国寺は室町時代と繋がっています。 竹林は素晴らしく京都に来ているような錯覚を覚えます。抹茶が飲める茶屋もありますし、石庭も風情があります。もちろん、あじさいも咲いています。 この近くには、宮家の華頂宮(かちょうのみや)の華頂博信侯爵の洋館のお屋敷があります。現在、改装中の長谷の文学館と同時代の様式の建物なのでテレビのミステリーの洋館の撮影に使われるかもしれません。 一条恵観山荘は元々京都の公家一条恵観によって営まれた山荘です。一見すると田舎家風なその建物は、恵観公自身が設計をし、随所に雅な心と野趣が込められた皇族の「茶屋」です。昭和34年に鎌倉に移築されました。 庭石や枯山水も建物と共に移され当時と同じように配置さ、まるで京都に観光に来ているような錯覚を覚えます。山荘内は「滑川」が流れ、その流れを観ながら「お茶」ができる喫茶店が有名です。 ランチは「石窯ガーデンテラス」が有名ですが混んでいるので、カレーが美味しい「into the wild」もお勧めです。マスターの飽くなきカレーに対するチャレンジ精神が素晴らしい。ちなみにGoogle Mapでの評価は5でした。帰りのバスは「浄妙寺」は混雑しているので一つ手前の「青砥橋」から乗ることをお勧めします。一条恵観山荘からですとバス停「青砥橋」は近くにあります。 鎌倉は、緑が多く海に近いため都会より気温が低く木陰は涼しいです。訪れるには今の季節がちょうど良いかもしれません。京都旅行にきた気分になります。 今回紹介した場所のGoogle Mapです。行かれる方は参考にしてください。 間違っても「小町通り」「江ノ電、鎌倉高校前」には行かないほうが良いと思います。混んでいるだけです。

どうする家康 最後まで間に合うか? #レキシ2

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今回も歴史関連の記事です。大河ドラマはNHKの顔となるドラマで、豪華な出演者や斬新な映像、新しい学説を入れたストーリー展開など、毎週日曜日の夜のルーティーンとして楽しみに観ています。 過去5年の大河ドラマ一覧と私の評価は以下の通りです。 - 2018年「郷どん」:原作林真理子、脚本中園ミホ、主人公西郷隆盛(鈴木亮平) 評価4  渡辺謙と北川景子が良かった。 - 2019年「いだてん」:オリジナル、脚本宮藤官九郎、主人公金栗四三(中村勘九郎)、田畑政治(阿部サダヲ) 評価5  個人的にクドカンが好きです。 - 2020年「麒麟がくる」:オリジナル、脚本池端俊策、主人公明智光秀(長谷川博己) 評価3 本木雅弘が良かったけど全体的に地味。 - 2021年「晴天を衝け」:オリジナル、脚本大森美香、主人公渋沢栄一(吉沢亮) 評価3  草なぎ剛が良かったけどこれも全体的に地味。 - 2022年「鎌倉殿の13人」:オリジナル、脚本三谷幸喜、主人公北条義時(小栗旬) 評価5 ここ最近は「鎌倉殿の13人」が一番面白かったと思います。鎌倉時代はあまり馴染みがありませんでしたが、ストーリーと出演者が素晴らしく、鎌倉が近所であることもあり親近感を覚え、毎週楽しみに観ていました。 そして、今回は「どうする家康」です。「どうする大河」と言われるように、視聴率は低迷し、私も一ヶ月ほど離脱していました。とにかく、明智光秀や豊臣秀吉の描き方がクズすぎて共感できないのと、ストーリー展開が遅すぎて本当に終わるのか心配になります。 大河ドラマは平均47話あるのでchatGPTに以下のプロンプトで質問しました。 「あなたはNHK大河ドラマの脚本家です。今回徳川家康のドラマの脚本を担当することになりました。47話で徳川家康の生涯を描く場合、関ケ原の合戦等の大きなイベントを12上げて何話に放映するかを考えてください。」 以下が答えです。 豊臣秀吉との出会い - 第2話 駿府城築城 - 第6話 関ヶ原の合戦 - 第12話 徳川家康の将軍就任 - 第16話 大坂の陣 - 第22話 徳川幕府の成立 - 第27話 キリシタン禁教令 - 第32話 参勤交代の制度確立 - 第35話 一国一城令の施行 - 第39話 家康の隠居と家督継承 - 第42話 三河一向一揆の鎮圧 - 第44話 家康の死と後継者問題 - 第46話 「三

邪馬台国は何処にあるのか? 九州VS近畿 レキシ#1

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 私の趣味の一つが歴史です。私が若い頃は、歴史に興味はなく大河ドラマも見ませんでしたし、京都や鎌倉に修学旅行に行っても、昔の建造物よりもテナントなどの謎のおみやげに興味がありました。 歳を重ね、色々な経験や知識を得るにつれ、人類や日本人の過去の経験や考えたことを知りたくなります。今では毎週大河ドラマを見ますし、観光に行く前には予め神社や寺の成り立ちを予習するようにしています。 最近、佐賀県の吉野ヶ里遺跡で今まで、神社があったため発掘出来なかった場所から、新たな石棺墓が見つかりました。この石棺墓が女王・卑弥呼が統治した「邪馬台国」がどこにあったのかを探る手掛かりになる可能性もあります。 邪馬台国は、天皇が日本を統一する前の、2世紀 - 3世紀頃にあった国の一つとされています。中国の「魏志倭人伝」に卑弥呼と「邪馬台国」の記述がありますが、日本の古文書には記述がないため、存在自体について議論が続いてます。 「邪馬台国」の場所に関しては、大陸に最も近かった九州説と、多くの巨大古墳が出土した近畿説がありますが、決着はついていません。当然、九州地方の人は九州説、関西の人は近畿説を支持していますが、その他の人はどちらでも良いと思っています。 私は、福岡に転勤していたこともあるため、「邪馬台国」は九州にあったと考えています。福岡に住んで感じるのは「中国」「韓国」との近さであり、かつて「福岡」近辺が「大陸」との外交の入り口であったことは地政学的に理にかなっているからです。 過去の歴史を知る方法は大きく2つあると言われています。1つが歴史学と呼ばれる文書や記録、口承などの資料を分析し過去を知ること、もう1つは考古学と呼ばれる物理的な遺跡、化石や人骨などの証拠を通じて過去を知ることです。 つまり、「魏志倭人伝」と遺跡の発見の組み合わせで「邪馬台国」が特定できると言われています。 佐賀県の吉野ヶ里遺跡は実際に行ったことがありますが、非常に大きな村落の跡地であり「邪馬台国」であっても不思議はありません。一方、地理的にはかなり海から遠いため疑問視する声もあります。 今回の吉野ヶ里遺跡での新たな石棺墓の発見は「邪馬台国」議論に終止符を打つ「物証」になるかもしれません。 タイムマシーンが無い限り、過去の真実を完全に知ることは出来ません。歴史学と考古学を組み合わせて過去の真実を推理していくところが、