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6月 18, 2023の投稿を表示しています

ヒプノシス・デザインジャケット 私的ベスト5

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 皆さんは「ヒプノシス」をご存知でしょうか。 ヒプノシス(Hipgnosis)は、ストーム・ソーガソン(Storm Thorgerson)とオーブリー・パウエル(Aubrey Powell)、ピーター・クリストファーソン(Peter Martin Christopherson)が1968年に結成したイギリスのデザインチームで、70年代を中心にプログレッシブロックやハードロックのレコードジャケットのデザインを手掛けていました。 この時代のロックファンにはおなじみのデザインチームかと思います。この写真は私の所有するヒプノシスの作品集の洋書です。Amazonのなかった時代に、確か新宿の紀伊国屋で購入しました。ヒプノシスのデザインのジャケットファンのバイブルのような本です。今回は私個人が所有もしくは所有していたヒプノシスのアルバムデザインベスト5を紹介したいと思います。 1位 Wish You Were Here / Pink Floyd 1975年 邦題:炎~あなたがここにいてほしい。 プログレッシブロックのピンク・フロイドの大ヒットアルバム「狂気(The Dark Side Of The Moon)」の次作アルバムです。 個人的には、狂気よりアコースティックでいい曲が多いこのアルバムが気に入っています。 ジャケット写真のこの炎は合成と思っていましたが、実際に背広に火をつけているとのことです。この炎がフレームの一部を焦がしているギミックが良く出来ているアルバムです。 2位 Houses of the Holy / Led Zeppelin 1973年 邦題:聖なる館 私が、高校時代にレコードを最初に購入する時に迷っていたアルバムで、数年後に購入しました。 レッド・ツェッペリンのアルバムの中ではあまり評価は高くありませんが、アコースティックギターのイントロがカッコイイ「Over the Hills and Far Away」レゲイ調の「 D'yer Mak'er」は好きな曲です。 デザインコンセプトはアーサー・C・クラークの名作SF「幼年期の終り」をヒントに、たくさんの裸の子供たちが岩場を登ってゆくという神話的なイメージのデザインでしたが、アメリカでは幼児ポルノの指摘を受けてバンド名の帯をつけて販売しました。 3位 BLOOD MOON/佐野元春 &

マイナカードに物申す#1 マスコミ問題

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 最近、マイナカードのトラブルが話題になっています。マイナカードは今後日本がIT立国として生き残れるのか、重要なインフラでもあります。今回は、私の職業でもあるソフトウエアシステム技術者としての視点からマイナカードに物申したいと思います。 問題点1マスコミのネガティブキャンペーン マイナカードは2023年4月の時点での交付枚数は8440万枚です、私の知る限り不具合の報告は多くても1万以下ですから初期不良率は0.011%です。人間が介在しているシステムの場合エラーは必ず発生するためこの程度はありうる数字として許容すべきだと思います。しかもシステムの移行作業は想定しないエラーは発生することは当然のことなので、大騒ぎする必要はないと思います。 又、マイナカードは国がプライバシーを侵害するからけしからんのような根拠のない論調も間違っています。 現在、私たちはAmazonやAppleの便利なサービスを享受するためにクレジット番号、住所、氏名、年齢などの様々な個人情報をアメリカの一企業に預けています。これらのサービスを利用するためには使用する前に「使用許諾書」に同意するのチェックボタンを押さないと利用できません。私たちの個人データは個人特定の広告などで利用されていますが、その事は「使用許諾書」に書かれています。 日本の政府は企業ではなく、厳正に日本の法律に則り個人情報を運用を行っています。Amazonと日本政府どちらを信用するかと言えば日本政府です。ITがわからないマスコミが不安を煽りすぎではないでしょうか。 もちろん、行政側の問題もありますので次回から取り上げたいと思います。 そもそもこのマイナちゃんというキャラクタから問題ありますね。 マイナカードで良かった点もあります。90年代、日本の半導体が世界を席巻し、NECを始めとするパソコンが売れてIT立国と思っていた国が、30年後、先進国の中でITが最も遅れていることが国民全体がわかったことです。 ※今回掲載にあたり使用条件をHPで確認しましたが使用申請の条件にはあたらないため掲載します。

ビートルズの「Let It Be」を2023年に和訳する

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 最近、NHKのドキュメンタリー番組「映像の世紀バタフライエフェクト」で2回にわたりビートルズの特集がありました。 1回目は「赤の時代」と2回目は「青の時代」です。ビートルズの前期、後期をまとめた2枚の有名なベストアルバムをジャケットの色から「赤版」「青版」と呼びます、おそらくこの色に掛けたタイトルでしょう。 ビートルズは今でも普段、普通に聴いている好きな音楽ですが、改めて、ビートルズの偉大さがわかる番組でした。 私が中学生(1970年)の頃ビートルズは解散します。当時テレビで東芝のCM「Let It Be」が流れていたことは覚えています。本格的に聴き出したのは高校生になりベストアルバム「赤版」「青版」が出た頃です。ビートルズがコンサートをやらなくなり、スタジオにこもって名曲を量産していた「青版」が好きでした。 「Let It Be」は楽曲も良いものの、歌詞は当時の高校生の英語力では正直よくわかりませんでした。ItをBeの状態でLetするってなんでしょう?とにかく歌詞は謎だらけでした。ビートルズ大好きの高校の友人の説では「なすがままになればいい」でしたがまだしっくりこない。 改めて2023年、ポールマッカートニーのインタビューや解散直前の心情を踏まえて私なりに和訳したいと思います。JASRAC的にはグレーですが、まず原文の一部を引用します。 When I find myself in times of trouble Mother Mary comes to me Speaking words of wisdom Let it be And in my hour of darkness She is standing right in front of me Speaking words of wisdom Let it be 2023年版私の和訳 「いろいろ悩んでいるときに、亡き母メアリーが夢に出てきて「ポール、どうにかなるさ」って囁いてくれる。辛いとき、彼女は夢の中で私の前に立ち「ポール、どうにかなるさ」と助言してくれる。」 chatGPTの和訳 「困難な時に自分を見つけた時、聖母マリアが私のもとへやって来る、知恵の言葉を語ってくれる、ただありのままになるように。そして暗闇の時に、彼女は私の前に立っている知恵の言葉を語ってくれるただありのままになるように。」 c

音楽とレキシ

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 皆さんは「レキシ」というミュージシャンをご存知でしょうか? 「レキシ」は、SUPER BUTTER DOGというバンドで活動されたキーボードの池田貴史さんが、日本史への造詣が深いことから「歴史縛りのファンクネスバンド」というテーマのもと、2007年に開始されたソロプロジェクトです。 私は、数十年前、転勤で福岡に住んでいた頃「レキテン」なる歴史好きサークルに入っていたときに、レキシを教えてもらいファンになりました。 レキシという名前からわかるように大の歴史ファンで、日本の歴史を主題とした曲はソウルフルかつファンキーで演奏もうまくカッコイイのですが、歌詞とのギャップに笑えます。代表作は「映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」主題歌の「ギガアイシテル」でしょうか。 「ギガアイシテル」は平安時代末期から描かれていたとされている絵巻物、鳥獣戯画をテーマにした曲です。漫画のルーツとして知られている鳥獣戯画ですが「ギガ」の部分が今風に「超」に解釈されて、コーラスのサビとマッチしているところがセンスが良いです。 椎名林檎との共演きらきら武士 -Kirakira Bushi- | 椎名林檎(Deyonna)とレキシもお勧めです。 最近は音楽活動よりも、俳優としても知られています。TBS日曜ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」の居酒屋の店主や「海街diary」で三姉妹の三女、夏帆の恋人役が自然でいい味出していました。 タイトルがマニアックで面白いものをいくつか紹介します。 「墾田永年私財法 」「刀狩りは突然に」「トロピカル源氏」「古墳へGO!」「狩りから稲作へ 」「甘えん坊将軍」「どげんか遷都物語」 タイトルも完全にお笑いですが、大瀧詠一も一時期ハマっていたように日本の音楽シーンにはクレージキャッツ、ドリフターズをルーツとするコミックソングの系列があります。「ダディ竹千代&東京おとぼけCATS」、 グッチ裕三や‎モト冬樹率いる「 ビジーフォー」、「王様」などコミックソングはものまね、色物として一段低く評価されがちですが中には良いものもあります。 音楽、歴史、お笑いは繋がっています。

鎌倉アナザーグルーンワールド 浄明寺方面ガイドブック

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 あじさいの季節になると鎌倉に来る人が増えます。江ノ電「長谷駅」長谷寺周辺や、JR「北鎌倉」の明月院周辺があじさいの名所として有名ですが、かなり混みます。今回の記事では、人気スポットより多少空いている鎌倉の穴場の浄明寺方面を紹介します。 鎌倉駅から鎌倉霊園行き(鎌23)、鎌倉八景行き(鎌24)のバスで「浄妙寺」まで行きます。浄妙寺周辺は、鎌倉時代の御家人の屋敷が多くあったため、意外と名所が多くあります。 報国寺は足利尊氏の祖父足利家時と上杉重兼の両家の菩提寺で、竹林が有名なお寺です。 御家人の足利家が、最後は鎌倉幕府を倒して室町時代になります。報国寺は室町時代と繋がっています。 竹林は素晴らしく京都に来ているような錯覚を覚えます。抹茶が飲める茶屋もありますし、石庭も風情があります。もちろん、あじさいも咲いています。 この近くには、宮家の華頂宮(かちょうのみや)の華頂博信侯爵の洋館のお屋敷があります。現在、改装中の長谷の文学館と同時代の様式の建物なのでテレビのミステリーの洋館の撮影に使われるかもしれません。 一条恵観山荘は元々京都の公家一条恵観によって営まれた山荘です。一見すると田舎家風なその建物は、恵観公自身が設計をし、随所に雅な心と野趣が込められた皇族の「茶屋」です。昭和34年に鎌倉に移築されました。 庭石や枯山水も建物と共に移され当時と同じように配置さ、まるで京都に観光に来ているような錯覚を覚えます。山荘内は「滑川」が流れ、その流れを観ながら「お茶」ができる喫茶店が有名です。 ランチは「石窯ガーデンテラス」が有名ですが混んでいるので、カレーが美味しい「into the wild」もお勧めです。マスターの飽くなきカレーに対するチャレンジ精神が素晴らしい。ちなみにGoogle Mapでの評価は5でした。帰りのバスは「浄妙寺」は混雑しているので一つ手前の「青砥橋」から乗ることをお勧めします。一条恵観山荘からですとバス停「青砥橋」は近くにあります。 鎌倉は、緑が多く海に近いため都会より気温が低く木陰は涼しいです。訪れるには今の季節がちょうど良いかもしれません。京都旅行にきた気分になります。 今回紹介した場所のGoogle Mapです。行かれる方は参考にしてください。 間違っても「小町通り」「江ノ電、鎌倉高校前」には行かないほうが良いと思います。混んでいるだけです。