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6月 25, 2023の投稿を表示しています

「罪の声」 週末は家で映画を

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以前は、週末にブロックバスターやTSUTAYAで観たい映画の DVDを借りて家で観ていましたが、現在はAmazon Fire TV Stick 4K Maxでアマプラ会員のプライム・ビデオをオンデマンドで観る生活へ変わりました。便利な時代に感謝です。 Amazon Fire TV Stickは非常によく出来たデバイスで、TVのHDMI端子に差すだけで、インターネットTVになります。最近のTVに内蔵されているインターネットTV機能よりもはるかに優れているのでアマプラ会員の方は購入をお勧めします。7月11日からAmazonプライムデーが始まるので期間中に購入すると更に安くなるかもしれません。 週末は4Kの大型TVとサラウンドスピーカーで、ビールやワインを飲みながら映画を観るのも良いものです。 プライム・ビデオも色々な映画があるので選ぶのが大変ですが、最近ではトム・クランシーのジャック・ライアンのファイナルシーズンがはじまりました。この作品もお勧めのAmazonオリジナルシリーズです。 今回、プライム・ビデオで無料で観ることができるお勧め映画「罪の声」を紹介します。 「罪の声」は塩田武士のサスペンス小説を原作とした2020年に公開された、小栗旬と星野源の初共演の映画です。1984年に大阪・神戸で起きた多くの謎を残した未解決事件「グリコ・森永事件」の真相に迫るサスペンス・ミステリー映画です。 映画では「ギン萬事件」とされていますが、フィクションとノンフィクション入り混じった非常によく出来た脚本と小栗旬と星野源の演技・存在感が伝わってくる作品です。又、梶芽衣子・宇崎竜童・火野正平・橋本じゅんなどの脇を固める俳優陣もいい仕事をしています。 特に子供の頃に自分の声が事件の脅迫テープに使われたことを知り、真相を調査していく京都でスーツの仕立て屋をする一般男性に扮する星野源の演技が素晴らしいです。 星野源は、「逃げ恥」や「MIU404」等のドラマ俳優、「よみがえる変態」をはじめとする軽妙なエッセイを執筆する作家、新垣結衣の夫と多彩な顔をもつ、細野晴臣に憧れる有名ミュージシャンですが、映画俳優としても素晴らしい才能を発揮しています。 小栗旬と星野源のバディが事件の真相に迫ると、事件に巻き込まれた犯人の一人の家族の壮絶な人生を知ることとなります。ひとしきり事件が解決し、ストーリーが終了し

「プリゴジンの乱」 仁義なき戦いのヤクザ国家ロシア#1

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今回の「プリゴジンの乱」をみて、多くの人がヤクザ映画「仁義なき戦い」もしくは「ゴッドファーザー」を思い出したのではないでしょうか。 本記事では反社会的勢力をあえて「ヤクザ」と記載します。 ウクライナ戦争については、いつか語りたいと思っていました。21世紀のグローバル社会に生き、地球温暖化や人口爆発問題、経済格差と世界規模の課題を地球人として議論すべき時代に、16世紀のロシア帝国の亡霊「プーチン」が戦争を起こし、世界中が迷惑を被るとは誰も予想していなかったからです。 プーチンという残忍なサイコパスの正体を知るために、お勧めの本があります。 「プーチン ロシアを乗っ取ったKGBたち 上・下 (原題)PUTIN’S PEOPLE』キャサリン・ベルトン著(日本経済新聞出版)」 著者は英フィナンシャル・タイムズ紙の特派員として長らくロシア報道に携わってきた記者で、多くの関係者へのインタビューを通じてプーチンの正体を正確に描いています。 プーチンはKGB( 国家保安委員会)として、東ドイツの西側のハイテク企業の情報を非合法に盗み出す工作を行っていました。KGBはソ連の非合法活動(法律を無視して密かに行動する)グループで、現在はFSBと呼ばれる組織です。 この本はソ連崩壊後にプーチンが故郷サンクトペテルブルクの副市長に就任したこと、そこでマフィア組織と結託し利権を手にし、最終的にはプーチンのインナーサークルと呼ばれる身内(ヤクザの兄弟分と組員)と共にロシアを乗っ取る過程が詳細に述べられています。 アメリカの政府高官が「ロシアは国家の仮面を被った、マフィアが経営する巨大ガソリンスタンドである。」と言ったように、ロシアは国家を装った犯罪組織です。 彼は、典型的なサイコパスであるがゆえ、平気で嘘を付き、自国民・他国民の死に対してなんの感情も持っていません。 敵対勢力の暗殺(イギリスで実行された リトビネンコ事件が有名。)数々の 自作自演による自国民の殺害(1999年 ロシア高層アパート連続爆破事件が有名。)などやっていることはヤクザそのものです。 不幸にしてヤクザの隣に住んでいる国が「ウクライナ」であり「日本」です。 これは、映画「仁義なき戦い」のシーンですが、「プリゴジン」が内部闘争を起こして組長「プーチン」から、粛清されるのをオジキの「ルカシェンコ」が取りなしてコトを収めたが、まだ

レコードを巡る冒険 神保町から御茶ノ水

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 先日、明治大学の社会人セミナー受講のため久しぶりに東京の神保町へ行きました。神保町、御茶ノ水界隈は集英社や文藝春秋社などの出版社や古本屋、レコード屋が立ち並ぶ好きな街です。 ディスクユニオンをはじめ中古レコード店を巡り、お目当てのレコードを探して、値段を見ながら悩むのも楽しみの一つです。いわゆるジャケットを目的に購入するジャケ買いです。 学生時代から購入した大量のレコードは、引っ越しの度に運ぶのが大変なので、結婚を機に全て売ってしまいました。 その後、CDで買い直したり、今ではAmazon Music Unlimitedでほとんどの楽曲は聴くことが出来ますが、お気に入りのレコードのLPジャケットだけは買い戻すしかありません。 今回の目的は、YMOの「BGM」、ピンクフロイドの2枚組の「ナイスペア」のお手頃価格のレコードを探すことです。 「BGM」はYMOの1981年の5枚目のアルバムです。アルバムタイトルは「YMOの曲はまるでBGMのような曲だ」と批評した音楽評論家への皮肉をこめて、つけたものですが、奇しくもアンビエントミュージックを先取りしたタイトルでもあります。 個人的には、YMOの中で一番好きなアルバムです。 ジャケットデザインはデビットボウイの「ヒーローズ」で有名な奥村靫正で、テクノのイメージを一新する水彩画風のデザインは当時斬新で気に入っていましたが、その魅力は今も変わりません。価格とアルバムの状態を見て今回は見送りました。 2つめはピンクフロイドのナイスペアです。このアルバムは1973年に発売されたピンクフロイドのデビューアルバム「夜明けの口笛吹き」(1967年)と「神秘」(1968年)をカップリングしたコンピレーション・アルバムです。 以前、所有していましたが特にデザインチームのヒプノシスのアートワークが素晴らしく、見開きのジャケットの表と裏でメンバーの写真とヒプノシスらしい不思議な写真がタイリングされています。 いかにもヒプノシスらしいデザインですが、どこか和風のテイストがあったり、わざとタイリングの枠を越える写真があるところが斬新です、このアルバムも アルバムの状態を見て今回は見送りました。 ジャケット・デザインで現在、再び評価されているのが、ベルギーの画家のGuy Peellaertです。 「タクシードライバー」 (1976 年)、「パリ、テキ

神奈川フィルハーモニー管弦楽団 歌劇サロメ

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 横浜みなとみらいホールで神奈川フィルハーモニー管弦楽団 歌劇「サロメ」を聴きに行きました。横浜みなとみらいホールはクラッシック専用ホールとして昨年10月にリニューアルした市営のホールです。 私は、リニューアルオープンの記念演奏会に横浜市民の招待枠で行ったことがあります。 クラッシック専用ホールは東京の溜池山王のサントリーホールが有名ですが、敷居が高くて遠いため、横浜みなとみらいホールは近くて親しみのあるホールとして地元では人気があります。 収容人数は2020人とこじんまりしていますが、音はとてもよく、近くにある桜木町の紅葉ケ丘の県立「音楽堂」とともに好きなホールです。 ホールの特徴はアメリカのC. B. フィスク社製パイプオルガン「Lucy」が有名で、横浜にちなんだカモメの彫刻が施されています。 一度、パイプオルガンの演奏を聞いてみたいと思いますが、なかなか機会がなくて残念です。 歌劇「サロメ」は神奈川フィルがオペラに挑戦した点が面白いです。 通常のオペラは、舞台装置があるためオーケストラピット(通称:オケピ)と呼ばれる舞台と客席の間の一段低い部分でオーケストラが演奏するのですが、今回はオーケストラの規模が100名と多いため、セミステージ形式というオーケストラが舞台上で演奏するオペラです。各役の歌手は、オペラ上演としての演技をしながら舞台上で歌います。セミステージ形式を歌劇とも呼ぶようです。 初めての歌劇体験でしたが、ドイツ語の歌が字幕表示されるなど、わかりやすい演出で、オーケストラの演奏が全面に出た、とても良いコンサートでした。やはり100人規模のオーケストラの演奏は迫力があり、特にリズム隊が歌劇にふさわしい雰囲気を演出していました。 神奈川フィルは2023年3月まで日本テレビのドラマ「リバーサルオーケストラ」に出演していたことも有名です。 このドラマは「のだめ」こと「のだめカンタービレ」と同様にクラッシクのオーケストラを題材としたドラマで埼玉県の 「児玉交響楽団」の物語ですが、演奏は 神奈川フィルハーモニー管弦楽団が全面協力しています。6話では、 横浜みなとみらいホールのロビーでパシフィコ横浜をバックに団員が演奏するシーンがとても感動的でした。 これからも、神奈川県民として音楽ファンとして神奈川フィルの演奏は行きたいと思います。やはり音楽はロックもクラッシック

家電メーカースリーアップのサーキュレーター 日本家電の逆襲

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今まで、洗面所は冬はセラミックファンヒーター、夏はタワー型扇風機を使っていましたが、入れ替えが面倒なのと場所をとるので、夏も冬も使えるサーキュレーターを探していました。  ネットや、実店舗を探して見つけたのが、スリーアップのHC-AR1809 衣類乾燥サーキュレーター ヒート&クールでした。店頭で別機種を見て、メーカー名からネットで検索しました。 モーター系の家電を購入する場合、重要なのは日本製かどうかです。 モーター、バッテリーのある家電は、火災・爆発の危険を考えて中国製は避けたほうが無難です。 又、タブレット、スマートフォン、パソコン、ネットワークカメラ等のインターネットに繋がる製品は中国製は避けることをお勧めします。基本的に位置情報、個人情報、買い物履歴、画像のデータは全て中国のサーバーに送られて、必要に応じて中国政府が見ていると思って間違いありません。 スリーアップの会社概要は会社名は スリーアップ株式会社、本社は大阪市中央区で、創立は2007年、資本金が3000万、従業員数は52名のバルミューダと同様の日本のスタートアップ家電メーカーでした。驚くべきことに売上は2022年で49億です。 ファブレス(工場を持たない)メーカ特有の事情を考慮しても、素晴らしい売上です。 早速、ネットで注文して届いたので試してみました。とにかく軽くて取り回しもよく音も静かで非常に使いやすく、 デザインもよく、 色も白でマット 加工がされており高級感があり価格は¥89.800円でした。 小規模な会社は、 開発企画段階からの誰でも企画に参加することが可能です。開発段階から従来の開発チームとお客様が繋がり、商品企画ができる時代なかもしれません。 これからは、 日本家電の逆襲が始まるかもしれません。乞うご期待。