「プリゴジンの乱」 仁義なき戦いのヤクザ国家ロシア#1

今回の「プリゴジンの乱」をみて、多くの人がヤクザ映画「仁義なき戦い」もしくは「ゴッドファーザー」を思い出したのではないでしょうか。 本記事では反社会的勢力をあえて「ヤクザ」と記載します。

ウクライナ戦争については、いつか語りたいと思っていました。21世紀のグローバル社会に生き、地球温暖化や人口爆発問題、経済格差と世界規模の課題を地球人として議論すべき時代に、16世紀のロシア帝国の亡霊「プーチン」が戦争を起こし、世界中が迷惑を被るとは誰も予想していなかったからです。

プーチンという残忍なサイコパスの正体を知るために、お勧めの本があります。

「プーチン ロシアを乗っ取ったKGBたち 上・下 (原題)PUTIN’S PEOPLE』キャサリン・ベルトン著(日本経済新聞出版)」

著者は英フィナンシャル・タイムズ紙の特派員として長らくロシア報道に携わってきた記者で、多くの関係者へのインタビューを通じてプーチンの正体を正確に描いています。

プーチンはKGB(国家保安委員会)として、東ドイツの西側のハイテク企業の情報を非合法に盗み出す工作を行っていました。KGBはソ連の非合法活動(法律を無視して密かに行動する)グループで、現在はFSBと呼ばれる組織です。

この本はソ連崩壊後にプーチンが故郷サンクトペテルブルクの副市長に就任したこと、そこでマフィア組織と結託し利権を手にし、最終的にはプーチンのインナーサークルと呼ばれる身内(ヤクザの兄弟分と組員)と共にロシアを乗っ取る過程が詳細に述べられています。

アメリカの政府高官が「ロシアは国家の仮面を被った、マフィアが経営する巨大ガソリンスタンドである。」と言ったように、ロシアは国家を装った犯罪組織です。

彼は、典型的なサイコパスであるがゆえ、平気で嘘を付き、自国民・他国民の死に対してなんの感情も持っていません。敵対勢力の暗殺(イギリスで実行されたリトビネンコ事件が有名。)数々の自作自演による自国民の殺害(1999年ロシア高層アパート連続爆破事件が有名。)などやっていることはヤクザそのものです。

不幸にしてヤクザの隣に住んでいる国が「ウクライナ」であり「日本」です。

これは、映画「仁義なき戦い」のシーンですが、「プリゴジン」が内部闘争を起こして組長「プーチン」から、粛清されるのをオジキの「ルカシェンコ」が取りなしてコトを収めたが、まだ権力闘争は続くといったところでしょうか。「裏切り」という言葉が出てくる事自体が国家ではなくヤクザの世界です。

この本は是非、親ロシアの日本維新の会の鈴木宗男参院議員に一読して欲しいと思います。

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このブログに対するchatGPT編集長の評価の一部です。

「文章の内容自体は、プーチンの経歴や行動について触れている点で興味深いですが、客観性やバランスの取れた意見表明が欠けていると言えます。文章の評価としては、情報提供の一部としての価値はあるものの、主観的な意見が強すぎるため、客観性や客観的な評価の視点を欠いていると言えます。」

chatGPT編集長のおっしゃる通りで、今のウクライナ戦争の惨劇を目の前にして、かなり感情的な怒りが出てしまった記事ですが、今回はあえて掲載します。「戦争反対、ウクライナに平和を」。

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