神奈川フィルハーモニー管弦楽団 歌劇サロメ

 横浜みなとみらいホールで神奈川フィルハーモニー管弦楽団 歌劇「サロメ」を聴きに行きました。横浜みなとみらいホールはクラッシック専用ホールとして昨年10月にリニューアルした市営のホールです。

私は、リニューアルオープンの記念演奏会に横浜市民の招待枠で行ったことがあります。

クラッシック専用ホールは東京の溜池山王のサントリーホールが有名ですが、敷居が高くて遠いため、横浜みなとみらいホールは近くて親しみのあるホールとして地元では人気があります。

収容人数は2020人とこじんまりしていますが、音はとてもよく、近くにある桜木町の紅葉ケ丘の県立「音楽堂」とともに好きなホールです。

ホールの特徴はアメリカのC. B. フィスク社製パイプオルガン「Lucy」が有名で、横浜にちなんだカモメの彫刻が施されています。

一度、パイプオルガンの演奏を聞いてみたいと思いますが、なかなか機会がなくて残念です。

歌劇「サロメ」は神奈川フィルがオペラに挑戦した点が面白いです。

通常のオペラは、舞台装置があるためオーケストラピット(通称:オケピ)と呼ばれる舞台と客席の間の一段低い部分でオーケストラが演奏するのですが、今回はオーケストラの規模が100名と多いため、セミステージ形式というオーケストラが舞台上で演奏するオペラです。各役の歌手は、オペラ上演としての演技をしながら舞台上で歌います。セミステージ形式を歌劇とも呼ぶようです。

初めての歌劇体験でしたが、ドイツ語の歌が字幕表示されるなど、わかりやすい演出で、オーケストラの演奏が全面に出た、とても良いコンサートでした。やはり100人規模のオーケストラの演奏は迫力があり、特にリズム隊が歌劇にふさわしい雰囲気を演出していました。

神奈川フィルは2023年3月まで日本テレビのドラマ「リバーサルオーケストラ」に出演していたことも有名です。

このドラマは「のだめ」こと「のだめカンタービレ」と同様にクラッシクのオーケストラを題材としたドラマで埼玉県の「児玉交響楽団」の物語ですが、演奏は神奈川フィルハーモニー管弦楽団が全面協力しています。6話では、横浜みなとみらいホールのロビーでパシフィコ横浜をバックに団員が演奏するシーンがとても感動的でした。

これからも、神奈川県民として音楽ファンとして神奈川フィルの演奏は行きたいと思います。やはり音楽はロックもクラッシックもライブが良いです。

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