2025年大阪万博(Expo 2025) 万博ロゴに物申す

 前回のテーマ大阪万博についての続編です。関東ではほとんど盛り上がっていませんが、2025年に大阪万博(Expo 2025) が、夢洲(大阪市此花区)で開催されます。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。

前回のExpo70の記事で改めて、当時のロゴの素晴らしさを再発見したので、今回の万博のロゴについて述べたいと思います。ネットで検索したら大阪万博(Expo 2025) のロゴは、一定の条件を満たせば公式に使用ができることがわかりました。さっそく申請をしてダウンロードしました。

公式のこれが公式の応援メッセージ付きのロゴです。アートディレクターのシマダタモツ氏(55)ら「TEAM INARI」の6人の作品です。Expo 70を意識して作られた進化系のロゴとのこてです。

私の感覚の問題かもしれませんが、盗作問題で差し替えとなった東京オリンピックのロゴにしても、今回の万博のロゴにしても明らかにデザイン力が劣化している気がします。

これがExpo 70のロゴです。
作者は日本のグラフィックデザイナー大高 猛です。残念ながら2000年に死去されました。享年73歳でした。

当時のロゴは鮮明に覚えています。日本の桜の花びらをモチーフとした5大陸の調和を謳ったデザインは、シンプルで美しく、コンセプトも直感的に理解できる大変に優れたロゴです。

前回の東京オリンピック、万博のデザインチームはドリームチームでした。丹下健三デザインの国立代々木競技場は建築歴史で傑作と言われていますし、今見ても斬新で美しい。

一方、現在の大阪万博(Expo 2025) ではロゴを始め、マスコットキャラクターのミャクミャクもかなり怪しいキャラです。

日本のデザイン力の劣化を危惧していますが、皆さんはどう感じるでしぃうか?

コメント

このブログの人気の投稿

驚愕28万円のワインの味