Another Green World ベランダ菜園のススメ

テレワークを開始してから、ベランダで家庭菜園を始めました。野菜ジュースの懸賞でトマトの苗が当たったことがきっかけです。始めて見ると意外と難しい。突然シソの葉が一夜にして枯れたこともあり、菜園は謎だらけです。

失敗を重ねながら、現在はシソとパセリ・バジル・サニーレタスを栽培しています。ポイントは水やりで、菜園業界で「水やり三年」と言われているように、つい水をやりすぎてしまわないことにあります。
キャビノチェ SUSTEE 水やりチェッカーという、土にさすだけで水分の量がわかるセンサーを使っていました。水が十分あると青色に、足りなくなると白色に変化します。しかし情報番組で竹串をさし、しばらくしてから竹串を抜き触って土の湿り具合を知る方法を知り、今は追加分の鉢は竹串を使っています。

菜園の良いところは、その場で新鮮な野菜が食べることができることです。シソであれば摘み取り、刻んで朝食の納豆に入れて食べたり、バジル・パセリは夕食のサラダに香味野菜として入れて食べると、市販の野菜より野性味があって美味しい。それだけで食生活が豊かになります。導入コストも安く、苗、土、プランターを購入しても千円以下で開始できます。

最近アメリカではレストランの室内にて別ルームを整備し、完全人工光型植物工場にて多品種の野菜の生産を行いレストランで野菜を使用する、店産店消モデルが増えているそうです。「Food tech」「Agri tech」と呼ばれるITと既存事業の組み合わせた新しいビジネスモデルです。流通コストがかからず、食品ロスもない環境にやさしい野菜SDGsです。日本にも地元で採れたものを地元で消費する「地産地消」という言葉があるように、究極のSDGsがベランダ菜園です。


タイトルの「Another Green World」(邦題:緑世界)はBrian Enoの1975年の私の好きなアルバム・タイトルのオマージュです。Another Greenはオシロスコープや昔のコンピューターのCRTの緑をさしますがグリーンの裏側のジャケットがカッコイイです。現在は野菜とコンピュータは繋がっているのかもしれません。

新緑の季節、色々な苗が出始めますので、皆さんも家庭菜園始めたらいかがでしょうか?


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