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江口寿史イラストレーション展 「東京彼女」

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 少し前ですが、東京ミッドタウン日比谷で開催されている、江口寿史イラストレーション展「東京彼女」に行きました。 私は、大学生の頃に読んでいた少年ジャンプの「すすめ!!パイレーツ」からの彼のファンです。基本的には、野球漫画なのだけれど、スポ根漫画のパロディで、YMO、クラフトワーク等のマニアックなミュージシャンも登場して面白かった。同時期の鴨川つばめの「マカロニほうれん荘」と対をなすサブカル漫画の傑作です。 彼は、その後「すすめ!!パイレーツ」が大ヒットするも、プレッシャーから段々描けなくなり、作品は未完のまま中断となりました。 そんな彼は、イラストレータとしての仕事へ比重を移していきます。 又、音楽好きが講じて銀杏BOYZ、吉田拓郎などのジェケットデザインも手掛けるようになります。 「東京彼女」は彼のイラストレータとし集大成の展示会です。 私の好きな作品を2点掲載します。 Andy Warholの「Elvis  Presley」のオマージュ「2 COW GIRLS」 Roy Lichtensteinの一連の作品のオマージュ「HIBARIKUN」 Andy Warhol、Roy Lichtensteinは両者とも、1950年代と1960年代にアメリカ合衆国で生まれた芸術運動で、大衆文化・商品・有名人などの広告をアートに昇華させたPop Artの代表的作家です。 展示会は4/23(日)まで開催しています。興味のある方は、新緑の日比谷公園散策を兼ねて、行かれたらどうでしょう。

立川志の輔(頭の中の映画館)

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横浜市が運営する演芸場、賑わい座で立川志の輔の落語を聴きに行ってきました。私たち夫婦は落語好きで、中でも実力、人気NO1の立川志の輔は何回も見に行っていますが、チケットが取れないことで有名です。賑わい座はキャパ400人という丁度いいハコです。今回は2日間の独演会で、価格もリーズナブルでした。 落研(落語研究会)の友人と大学の学園祭で、五代目の三遊亭圓楽のライブの落語を聴いてあまりにも面白くて驚いた思い出があります。現在、落語はYouTubeでも観ることができますが、事前学習に利用して、他の人と空間で共有する劇場で観ることをお勧めします。劇場で聴いて観ているうちに、演者一人の話芸が自分の脳の中に映像を作り出し、脳内映画館になります。映像を直接観るより、想像力が映像を脳内で作るプロセスが落語の醍醐味です。 立川志の輔は「ためしてガッテン」のおじさんのイメージが強いですが好奇心があり、いろいろな実験も試みる人でもあります。  今回の演目は「だくだく」「宿屋の富」の古典落語でしたが、「だくだく」は独自解釈による後半のシュールな展開は笑えました。 劇場の楽しみは「マクラ」と呼ばれる話に入る前のフリートークが聴けることです。テレビでは放送できないような際どい話も多く、「マクラ」から落語に入る間も落語家の腕の見せどころでしょう。 今回の「マクラ」はOpenAIのCEOが岸田首相と会見したニュースを受けてchatGPTでした。相当衝撃的だったらしい。ここらへんの感性は良いですね。 ------------------------------------------- ここまでがchatGPT編集長(今後はヤツと呼びます)に校正してもらった文章を私が修正した記事です。最後の文章はあえて私のオリジナルを掲載しています。 実はヤツが提案してきた文章はこれです。 「最後に、今回の「マクラ」で話題になったOpenAIのCEOが岸田首相と会見したニュースを受けて、ChatGPTに相当衝撃を受けたとの話がありました。私もChatGPTと同様に、そのニュースには興味を持ちました。」 特に私は興味があるとは言ってない、ヤツはしっかり自分の宣伝してるね。笑