クラウドファンディングApple Watchのバッテリー充電器の顛末

 数年前からApple Watchを使用しています。本体自体については後日詳しく記事にする予定ですが、今回はApple Watchの充電問題について触れたいと思います。

Apple Watchは生活が変わるほど素晴らしい製品です。Suicaが入っている点がとても便利で、左手に時計をしているため、変な体勢で改札口をタッチしないといけませんが、つどiPhoneをタッチするより楽です。また、出張時には新幹線にも対応しており、ストレスなく移動ができます。しかし、バッテリー切れが怖いという問題があります。宿泊出張の時、Apple Watchの充電器を忘れてホテルで気づき、帰りの新幹線のことを考えてバッテリーを温存するためにApple Watchの電源を切ったことがありました。

また、ジムで泳いでいるときにもApple Watchを使用しています。防水仕様なので、スイミングワークアウトを設定して泳ぐことができます。さらに、モーションセンサーが平泳ぎやクロールを判定し、距離やラップタイムを計測してくれます。ただし、バッテリーの持ちが悪く、10%を切る場合があるため充電が必要になる場合があります。(Apple Watchのジムでの着用は、必ず事前確認をすることをお勧めします。)

そこで、Apple Watchの充電器がついた小型のモバイルバッテリーを探していたところ、「Makuake」というクラウドファンディングサイトで、Apple Watch充電のベストパートナーである「SMARTCOBY DUAL」という製品を見つけ、2ヶ月前に申し込みました。納期は5月末になる予定です。開発しているのは「株式会社CIO」という大阪守口市のスタートアップ企業でした。守口市と言えばパナかサンヨーの関係者が起業したかもしれません。

そろそろ来る時期となり、楽しみにしていたら数日前の届いたメールのタイトルが「【重要】開発進捗のご報告」でした。嫌なタイトルですが予想通り、やはり開発遅延のお知らせです。提供時期未定になってます。今から再設計したら、量産までは普通半年はかかるでしょう。大阪のスタートアップ企業を応援したい気持ちはありましたが、このまま続けるの難しいと判断して返金を申し込みました。その後、Amazonで似たようなものを探し、注文したら翌日届きました。


「Portable Power Bank D1」、中国製ではありますが、バッテリー容量が5000mAhということで、コストパフォーマンスに優れています。

「SMARTCOBY DUAL」は、モバイルバッテリーと兼用するには容量が950mAhと少なすぎる気がします。

日本メーカーの開発へのこだわりも重要ですが、企画、スピードとコスト考えないと、ユーザーには選択されません。今後の商品開発に期待します。

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